平成3年2月に池村内科医院を開業し、16年間宮古島の地域医療の一端を担って参りました。

　透析医療、及び循環器疾患、高血圧、糖尿病、脂質異常症（高血圧症）を中心に診療を行ってきましたが、高齢化、また生活習慣の悪化とともにこれらの疾患が増加してきております。

　血液透析を受けられる方が増え、また全国各地からも宮古島を観光しながら透析を受けに来られる方も年々多くなってきました。それに対応できるよう、新医院では透析設備の拡充をはかりました。

　また増加する循環器疾患に対応すべく、心臓血管造影装置（心臓カテーテル検査）も設置し、島内外の専門医の協力も可能となりました。

　増加する肥満、メタボリックシンドローム、糖尿病には予防が非常に重要であり、これにも対応して行かなくてはなりません。

　これからもこれまで以上に、県立宮古病院との病診連携、宮古地区医師会との連携をより強めながら地域医療の充実を図り、医療行政との連携のもと予防医療や福祉にも微力ではありますが力を注いで行きたいと思います。

　今後ともご指導のほどよろしくお願い申し上げます。